個人ブログをAWS Lightsail上のWordPressに構築してみた(②独自ドメイン設定)

AWS

はじめに

WordPress構築のその②は独自ドメインの設定です。世の中の全てのサイトはIPアドレスが割り振られていますが、IPアドレスでアクセスする人はめったにいないと思います。それぞれIPアドレスを表すドメインを設定して、アクセスされているかと思います。

本ブログも独自ドメインをAWS経由で購入し、構築したWordPress用のLightsailインスタンスへ紐付けを行い、アクセスしやすくしていきます。

前回記事はこちら

①ドメインの購入

まずドメインの購入を行います。

  1. Lightsailコンソールへサインインします。
  2. 左ペインから[ドメインとDNS]を選択します。
  3. [ドメインの登録]を選択します。
  4. 購入するドメインを指定して、ワールドワイドで重複の無いドメインかどうかを確認します。重複が無ければ購入可能です。Lightsailコンソールで実施していますが、実際はAWSのDNSサービスであるAmazon Route53というサービス上で購入しており、この後のDNS設定もRoute53上で行われています。
  5. 連絡先の情報を入力します。基本的に必須の情報ですが、個人の場合は管理者やテクニカルも登録者と同様で問題ありません。
  6. プライバシー保護のチェックをONにします。これをしないとWho is検索で個人情報が駄々洩れになります。DNSゾーンもここで一緒に作成できます。
  7. 最下部の[ドメインの登録]をクリックします。ドメイン登録契約の承諾画面がでるため、内容を確認した上で[ドメインの登録]をクリックします。
  8. が、このままいくとエラー1になりますw。日本の場合は「State(都道府県)」は選択不要とのことなので、それを削除して再度ドメインの登録をします。
  9. 完了するとDNSゾーンと登録済のドメインが表示されます。
  1. エラーメッセージ[ADMIN.STATE is not required for Japan, and should not be set, OWNER.STATE is not required for Japan, and should not be set, TECH.STATE is not required for Japan, and should not be set, BILL.STATE is not required for Japan, and should not be set] ↩︎

②DNSレコードの登録

ドメインの登録とDNSゾーンの作成したことで、ワールドワイドでこのドメインが利用可能となりました。ここから作成したWordPressのインスタンスへ紐付けをするために、DNSレコードを登録していきます。

  1. 作成したDNSゾーンを選択します。
  2. [DNSレコード]タブの[+レコードの追加]を選択します。
  3. Aレコードで購入したドメインと静的IPアドレスの紐付けを行います。任意となりますが、wwwが付いたアクセスもwwwなしへ飛ばすようCNAMEレコードも登録します。
  4. ドメイン購入時に登録したメールアドレス宛に検証のメールが来ているため、クリックしておきます。
  5. AWSコンソールからRoute53のドメインを確認しステータスが成功となっていれば、ドメインが正しく発行されています。
  6. ここでブラウザから購入したドメインへアクセスして、WordPressのサンプルページが表示されれば成功です。

以上でドメイン購入とDNS設定は一旦完了です。

ブラウザのサイトURLの横をを見ると、保護されていない通信とでています。(以下はChromeの場合)なので、このサイトへのアクセスが暗号化されていないことを示しています。特にファイルアップロードやクレジットカード情報などを載せるわけではないですが、一般的にSSL暗号化を行っておくことで、本ブログの信頼性も向上するため、次回はSSL化を行います。

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