はじめに
よくあるレンタルサーバーを利用する形でも全然問題ないのですが、AWSではWebサーバーを超絶簡単に構築してくれる「AWS Lightsail」というサービスがあります。最安だと月額3.5USDなのでレンタルサーバーよりも格安に運用することが可能です。WordPressのインストールも画面から選択するだけで実行してくれるので、これを使って構築してみます。
Amazon Lightsail(月額3.5ドル〜の仮想プライベートサーバー:VPS)| AWS
Amazon Lightsail は、コンテナなどのクラウドリソースを予測可能な低価格で簡単に管理できる、使いやすい仮想プライベートサーバー (VPS) です。
前提事項
- AWSアカウントを保持していること
- ITの基本的な用語を理解していること
- AWSの基本的な用語を理解していること(リージョンやアベイラビリティゾーン、EC2など)
① LightsailでWordPressインスタンスを作成する
- まずAWSコンソールへサインインします。
- 検索窓からLightsailを選択し、Lightsailコンソールへアクセスします。
- [インスタンスの作成]を選択します。
- インスタンスロケーションから任意のリージョンを選択。日本在住のため東京を選択します。
- プラットフォームは[Linux/Unix]を選択し、設計図にWordPressを選択します。
- (任意)自動スナップショットを有効化にチェックをいれます。Lightsailでインスタンスを構築した場合、WebサーバーやDBなど諸々が一つのインスタンス内に含まれるためバックアップとして自動スナップショットをおすすめします。
- インスタンスのプランを選択します。
- 任意のインスタンス名を付与します。
- インスタンスの作成が完了しました。
②静的IPアドレスの取得
グローバルIPアドレスを固定化します。この後独自ドメインを取得し固定化したグローバルIPと紐付けを行うためです。固定化をしない場合、起動するたびにグローバルIPが変わるためドメインでのアクセスができません。
- 作成したLightsailインスタンスのネットワークタブを選択
- 静的IPをアタッチするを選択
- 任意の名称をつけて作成およびアタッチを選択
- 静的IPが付与されました。
というわけで、インスタンス作成まで完了しました!次回はドメインの購入とDNSゾーンを設定し、本ブログへのアクセスを確認してみます。